会話の内容よりも大切なものがある!【メラビアンの法則を解説します】

こんにちは伊勢です。

このブログではビジネス、教育、恋愛などみなさんの周りに起こる様々な現象を科学的に説明していきます。

今回のテーマは「会話の内容よりも大切なものは何か」です。

私たち人間はコミニケーションを図るとき、言葉を使う唯一の生き物です。

言葉を使うことによって情報の伝達がスムーズになり、より多くの情報を伝えることができるようになりました。

しかし、コミニケーションの本質というものは会話の内容よりもノンバーバル(非言語)の部分が多いことも言われています。

今回は会話の内容よりも大切な見るべきポイントについてお話ししようと思います。

メラビアンは会話の内容よりも表情や音声の方が相手の印象に影響を及ぼしていることを実験を通して明示しました。

 

【明示内容】

①相手が自分に対してどのくらいの好意を持っているかは一定の法則がある。

②相手の自分に対しての好意は、表情(77%):音声(37%):会話内容(7%)の割合で決定される。

③この会話内容ではなく、相手の表情や声色で自分の印象が決まることを「メラビアンの法則」という。

 

このメラビアンの法則はコミニケーションを図る上で情報を汲み取る際の重要なポイントを示してくれる有名な法則です。

皆さんもご経験はあると思います。

 

話さなくてもなんとなく不機嫌な人

いつになく上機嫌な人

なんだかとても落ち込んでいる人

 

これらの人たちは特に何を話すわけでもなく、雰囲気その人がどういう状態なのかを判断することができます。

恋人関係においても似たようなご経験はございませんか。

 

彼女が不機嫌そうな顔をしている

彼氏がどうしたのって聞く

彼女はぶっきらぼうに「何でもない」と言う

彼氏は「怒ってるじゃん」と反論し言い争いになる

 

彼女は明らかに不機嫌そうにしているわけで、会話の内容は「何でもないと」いっていますが、彼には彼女が怒っているという印象を受けたに違いありません。

コミニケーションはとても難しく奥が深いです。

言葉だけでなく相手の表情、身振りや手振り、声の抑揚など多くの情報からその人が何を考え何を思っているかを読み解く努力をするのもコミュニケーションの大切なスキルだと思います。

これを機会にぜひ、コミュニケーションを図る際は、眼ラビアンの法則を思い出してください。

心理学の世界に引き込まれること間違いなしです。

皆さんの学びに少しでも役に立てれば幸いです。

本日も1日良い1日をお過ごしください。

 

【参考文献】

Mehrabian, A(1972)Nonverbal communication. Aldin-Atherton.